好きだけでは続かない「人に教える」という事

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打ち合わせのカフェ

先日、キルトリーダーズの今期役員の方と初めての打ち合わせに行ってきました。

近くのお洒落なカフェで集まり、細かな役員決めがありましたがお世話になった先生が委員長なのであまり緊張もせず、リラックスモードで本年度のスケジュールを決めていきました。

一通り話がついて、世間話になっていき、今、私が手芸センタードリームのパッチワーク講座でどのような教え方をしているか・・・の話になりました。

教えることの難しさ

私は正直、「教える」ということより、「知っていることを伝える」といった感じでお客さんと接しています。なので、私にとって教える方は「生徒さん」ではなく「お客さん」なんです。
だから、お客さんの要望を聞いたり、パッチワークの色々な技法を知って欲しいなぁと思い、なるべくそれに沿った作品を制作しようと考えています。

作品を手掛けていて、ふと、お客さんに教えている時の自分の意識について考えた時がありました。「あの時、○○さん分かっていたのかな?」「私の教え方ってどうなんだろう」など。

そして、気が付いたのです。いつも自動的にお客さんと自分を同化させているのかもしれない・・・と。質問されたこと以外は、お客さんは私と同じで分かっていると思い込んでしまうのです。

例えば、正方形を縫いつないでいくパッチワーク・・・フォーパッチ・ナインパッチ・アイリッシュチェーンなどをピースワークする場合、大体の方は同じように縫われると思いますが、まず横の一列を縫ったブロックを何本も完成させて、次にブロックを縫い合わせていきます。その方法をお客さんに伝えます。

しかし、そのやり方は、本当にきちんと・・・例えば3㎝の正方形なら正確に3㎝で縫い繋げていかないと後で少し厄介になります。ブロック同士を縫おうと合わせた時、どっちかが少し短かったり、長かったりするとずれてしまう事が多々あります。

なので、時々計ったりしながら縫い繋いでいくと横の列の長さが正確になり、後でブロック同士をピッタリ縫い合わせることが出来ます。

そのことは自分で何回も経験しているので当たり前になっています。が、初めて縫うお客さんはわかりませんよね。

その「時々計って縫い繋いでいった方がいいですよという言葉が抜けてしまうのです。

お客さんが「ずれてしまいました」と言われた時に、初めて「あっそれは、時々計って正確に縫えているか確認した方がいいですよ」とアドバイスするのです。

そして、お客さんからすれば、「最初に言ってください!」となるのです。一方でアドバイ
スしなくても、計って縫い繋いでいくお客さんもいます。

手芸は個人差がハッキリ出るのものです。だからこそ、きちんと伝えなければいけないのは重々わかっているのですが・・・。

教える側の心構え

そんな話を先生に話していたら、

「人に何かを教えるならば、色々な人がいる事を念頭に置かなければいけないんですよ。そして、教えられる人より何倍も、教えるものについて知っていなければならないのよ。
色々なケースを解決した経験を積まないと、長く人に教え続けることはできない。
それに、最初は教え方が甘くなりがちだけど、最初こそしっかり、はっきり伝えた方が、その方のためになるのよ。あなたも忙しいだろうけど、毎日少しずつでもいいから手芸に触れて色々な経験をしなさいね。」と言われました。

今まで、物作りが好き、手芸が好き、その好きなことを仕事に出来たらいいな・・・と思っていましたが、人に教えるという事をすごく甘く考えていたな~と反省しました。
先生の言葉を聞いて、身も心も引き締まる思いでした。

打ち合わせの帰り際、先生から可愛い和布のお雛様を頂きました。とても可愛かったので、アップします。

ちっちゃなお雛様

では、本日は最後まで読んでくださりまして有難うございました。

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