aloha!
私は以前、「南国の花は?」と聞かれると「ハイビスカス!」と真っ先に答えてましたが(いえ知っていたのがハイビスカスしかなかったのです)・・ハワイアンキルトを楽しむようになってからは「どれから答えよう・・」と迷ってしまうくらい本当にたくさんの色鮮やかな花々を知ることが出来ました。
ここではハワイアンキルトのモチーフに使われている植物など順を追ってご紹介していきたいと思います。
~ モチーフ・花編 ~
①ハイビスカス
南の島には欠かせない花の一つでハワイの至る所で見ることができます。ハワイ州の花に指定されています。カメハメハ一世の時代から園芸品種が作られ、現在では500種類あると言われています。夏に生花店でよく見られる、長い花柱が特徴の大きくて華やかな品種のものから様々な色、形、大きさの品種があります。
②プルメリア
ハワイの代表的な花で、甘い香りを放ちレイの材料として人気があります。花の色は白が一般的で写真上のように花中央が黄色くなっているものの他に赤、ピンク、黄色などがあります。キルトのデザインには、5枚の花びらと楕円形の葉っぱの形が印象的です。
③エンジェルストランペット
花はラッパが上から下に向かっているような形をしていて、夕方から夜にかけて甘い香りを放ちます。花冠は20~30cmあるのでとても存在感があります。
満月の夜にたくさんの花をさかせるのも特徴。一年中開花するので庭木として人気があります。花の色は白、黄色、オレンジがかったピンクがあります。
④ティアレ
花びらは白く細長い形をしていて、5~9枚で構成され光沢はありませんがとてもよい香りを放ちます。レイや髪飾りの材料として人気があります。ハワイでは住宅の庭や生け垣、公園など身近な所でよく見ることができます。キルトでは定番の花です。
⑤アンスリウム
花の形はハート形をしていてとても愛らしい花です。花の色は赤、紫、オレンジ、ピンク、白など豊富です。花はとても丈夫で長持ちします。
⑥イリマ
オアフ島の島花に指定。直径3㎝ほどの小さな花で、海岸や岩地に生息する低木です。花の色は黄色、ゴールド、オレンジ色、赤色です。
花びらは5枚、形もハイビスカスに似ていますがイリマには花柱がありません。レイを作るのに欠かせない材料の一つで、一重のレイに1000枚以上の花びらを使うと言われています。特に黄色やゴールドは王族のレイとして珍重されました。
⑦ロケラニ
マウイ島の島花に指定。濃いピンク色をした八重咲きのバラで、とても良い香りを放ちます。ロケラニとはハワイ語で「天国のバラ」と言う意味です。八重の花びらは多くなると50枚になるものもあります。
⑧ヘリコニア
ロブスターの爪のような苞が左右交互に突き出していて、その先に黄色い花が咲きます。名前の由来はギリシャ神話の芸術の神ミューズが住んでいるヘリコン山からきています。
特徴的なその姿は庭木や切り花、鑑賞用としても欠かせない存在です。
まだたくさんのモチーフがありますので順番にご紹介していきます。
では本日は最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
コメント
こんにちは\(^o^)/
今度ハワイアンキルトに初挑戦する予定です。やり方とか見ていてとても参考になりました。ちょっと難しそうですが頑張ります!わからないところがあったらコメント欄でお聞きしてもよいですか?
ご覧頂きまして有難うございます。ハワイアンキルトはアップリケの付け方に慣れてくると楽しく製作できるキルトです。初挑戦とのことで、最初は難しいなと思われるかもしれませんがすぐに慣れて楽しくなりますよ!もちろん、分からない所がありましたら、どしどしお問い合わせくださいね!